2018
26
Jul

kalipeドローン写真動画空撮

タビヤマカメラ撮影してきました。

 

アイキャッチ画像撮影:CANON EOS 5D Mark4 (写真家:武藤裕也さん撮影)

先日、谷川岳の天神峠〜天神尾根で撮影をする機会がありました。
写真メディア、kalipeのコンテンツ、タビヤマカメラの撮影のためです。

もしよかったら今までの記事やコンテンツを覗いて見てください!

kalipe
タビヤマカメラ

 

群馬県と新潟県の県境に跨る谷川岳、川端康成の小説「雪国」冒頭の一文、

国境の長いトンネルを抜けると雪国であった

の、長いトンネルは谷川岳を貫く上越線の清水トンネル・・・雪深い上越と水上の冬の情景、そして関東へ乾燥した季節風を作り出しているのが谷川岳です。

 

2000mに満たない山ながら、急峻な山容は雄々しく中央アルプスや北アルプスの山々に劣らぬ迫力があります。その割には、都心から数時間のアクセスで登山を始められる山です。
誰でも容易にアクセスできる一方、一の倉沢、衝立岩といった難所のクライミングは高い登はん技術を必要とするうえ、夏も冬も非常に天候が変わりやすい地理的要因もあって、これまでの遭難死者数は800人を超えており、これはヒマラヤやカラコルムの8000m14座全ての遭難者数を足してもまだ足りない圧倒的な数で、遭難者数ワースト1としてギネスブックにも記録される”魔の山”としての顔も持っています。

 

とはいえ、それはルートによって、の話で、現在は頂上から高度にしておよそ600m下、距離にして3.5km前後の地点にある天神平〜天神峠までロープウェー、ペアリフトでアクセスでき、そこから尾根筋を歩くルートであれば特別な登はん技術や装備がなくても頂上まで到達することができます。ただし、道中はそれなりに急ですが・・

 

今回はモデルさんに男女1名ずつ、スタッフは私も含め2名でドローン、スタビライザーも担いで・・と、結構ギリギリで、登頂ではなく撮影が主目的だったことから、天神峠から頂上までのおよそ中間地点までの往復にとどめ、その道中で撮影をしてきました。
今まで何本か作ったタビヤマカメラの中では、最も登山的映像が撮影できました。さすが谷川岳(笑)
また、モデルをしていただいたお二人も、本職はモデルではなく別の職業を持たれているのですが、自然な振る舞い一つとっても自然体、且つフォトジェニックに演じてくれました。
若いって羨ましい・・

 

天神尾根ではドローンを飛行させ、空撮も試みています。
冒頭にも書いた通り、天候が非常に変わりやすい場所の尾根筋ということもあり非常に気流が複雑で、たまにドローンが怪しい動きをするため緊張を強いられる撮影ではありましたが、自分自身にとってもとても良い経験になりました。
(注:※谷川岳一帯は国有林であり、ドローン飛行を伴う入林においては林野庁の所管森林事務所への入林届の届け出が必要です。本撮影に当たっては入林届出済みです。また、上信越公園国立公園並びにみなかみユネスコエコパークの管轄地でもあるため、これらの管理期間にも連絡を行なっております。また、人・物件に30m以内に近づいての撮影の場合は航空法の定めるところより、国土交通省 東京航空局長の許可が必要となりますが、全国一括の包括許可申請を行なっております。)

 

ちょっとだけ映像をまとめました。よろしければご覧ください。(720p , 音出ます!)

 

この日、猛暑続きの日本列島はついに埼玉県熊谷市で41.0℃ごえを記録しており、天神平でも26℃前後あるという暑い一日でドローンを担ぎ、片手にスタビライザーを持ったままのトレッキングは結構ハードで、それはそれは大量に汗をかきながら撮影をしてきました。

Canon EOS 5D Mark4 撮影:写真家 武藤裕也さん

 

 

これから編集作業をして、なるべく早くに”タビヤマカメラ”としてお見せできるようにしたいと思います〜。

 

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