2018
9
Jun

ドローン写真空撮長時間露光

上空からの長時間露光

アイキャッチ画像撮影:DJI Phantom4 PRO

 

 

ドローンを使った撮影で、ちょっと真剣に取り組んで見たいのが”上空からの長時間露光”です。
長時間露光、というと、三脚に乗せて撮影というのが一般的なスタイルで、上空で風に揺られて動いているドローンで長時間露光というのはあまりイメージがないかもしれません。

ドローンは広角レンズを搭載していることが多く、今メインで使っているPhantom4 PROは換算24mm , Mavic PROは換算28mmです。ある程度上空まで上げてしまうと、ドローンが少し動いたところで画角内に捉えている範囲はほとんど変わりません。
そして、DJIのドローンは強力なカメラスタビライザーを内蔵していることと、GPSを使った航行モードであれば、10cm単位の精度で自律航行し、その場にホバリングし続けようとします。
Mavicは絞りを絞ることができない(開放のみ)ので日中の長時間露光は難しいのですが、Phantom4 PROは送信機からの操作でF11まで絞ることができるため、ドローン用のNDフィルターを使えば0.5秒〜1秒ぐらいまではシャッタースピードを伸ばすことができます。
シャッタースピードを考え、印象的な場所を探してカメラを真俯瞰に、ホバリングしながら何枚かシャッターを切っていくのです。

それでも若干は動く=ブレるので、本当に厳密なピントを必要とする長時間露光には向きませんが、例えばアイキャッチ画像に上げたようなちょっと抽象的に捉えたような画像の場合はむしろそのブレが効果的に働くようなケースもたまにあります。

DJI Phantom4 PRO

たくさん印象的な映像を撮って、いつか発表できると良いのですが。

 

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