2017
6
Jun

タイムラプス

アイピースシャッター

 

PENTAX K-1 , SMC PENTAX-FA 77mm F1.8 Limited
1080p HD

本日は、タイムラプスでしばしば起きる失敗例を一つ。
YouTubeに乗せているのは、先日今日は綺麗だろう、と息急き切って会社から帰ってきてタイムラプスで撮影した夕景の富士山です。

が、見ていただければわかる通り露出が安定せず、なんだかチラチラしているように見えると思います。
これはフリッカーと呼ばれる現象で、タイムラプスでは最も問題となる失敗の一つです。
色々と要因はあるのですが、その一つに”一眼レフ機のファインダーから侵入する光”が挙げられます。

一眼レフの場合、通常はファインダーを覗いて撮りますので、自分自身の顔で塞がれています。
三脚に乗せて、液晶モニタのビューイングで撮影するような場合はファインダーはオープンになっています。
ここから光が侵入すると、自動露出に大きな影響が起きてしまいます。つまり、ファインダーに光が入ったり入らなかったりすることでカメラ内部に不要な光が侵入して、露出が狂うのです。

それでも一枚での撮影の場合はそれほど大きな狂いにはならないと思います。
問題はタイムラプス。短時間に連続してインターバル撮影をするため、露出にばらつきが出ると動画化した時にチラチラチラチラしてしまうのです。
今日、YouTubeに上げている失敗ムービーはこれでもAfterEffectsのカラーエフェクト、”平均化(イコライズ)”をかけてかなり画像感の露出差を均しているのですが、それでも気になるレベルですね。

フラッグシップ機になると、こういう撮影の時のためにアイピースシャッターという機構が付いています。ファインダーから光が侵入しないよう、手動でファインダーに幕を下ろすことができます。
残念ながらK-1にはアイピースシャッターがありません・・
とてもユニークな機構を搭載し、様々な尖った機能、仕様をもつだけに、こういう基本的なところが省略されているのは少し残念・・
ちなみにミラーレス機の場合、ファインダーは光学的なものではないのでそもそも機構としてアイピースシャッターは不要です。

皆さんもアイピースシャッター使っていますか?
意外と侮れず影響は出ますので、一度確認されてみると良いかと思います。

まあ、ないものをねだってもしょうがないので、どうにかするのです。
どうするかというと

iPod touch

パーマセルですよパーマセル(笑)
困った時のパーマセル。
一家に一つ、パーマセル。

 

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