2017
24
Oct

プラチナ・パラジウムプリント写真

家庭内手工業的な・・

本日は11/10 – 12にフランス、パリのルーブル美術館地下、CARROUSEL DU LOUVREで開催されるfotofeverに向けた、プリントの制作を行なっておりました。(会社はサボって有給を取得して)

展示は二点なのですが、プリントビューイングのような形で見て頂く、とのことなので、できる限りプリントを増やす必要がありましたが、残念ながら10月に作業できるのは本日のみ。
その本日も危うく台風で吹っ飛ぶところでしたが(またかよ)、ギリギリのところでかわして(またかよ)、なんとか5枚の和紙+プラチナ・パラジウムプリントを作ることができました。

8月の個展でお買い上げ頂いたプリントも、エディション補充してありますのでもしご用命の折はインターアート7までご連絡を^^

プラチナ・パラジウムプリント・・・特に和紙へのプリントに関しては、歩留まりもあまり良くなくて毎度テストして、確認して、必要なら感光液のレシピを見直して・・と、手間もかかります。
インクジェットプリントも、手の込んだ仕上げであれば1枚に何時間もかかることはありますが、それに比べるとずっと”家庭内手工業”的、もしくは牧歌的な雰囲気すら漂う、一種道楽的なプリントとの見方もあるかもしれません。
それでも、この組み合わせでなければ出てこない階調もありますし、プリントの具合が均質ではないことから生まれる、一種の奇跡のような出来事もあるのかもしれません。

フランスで、(まだ)売れなくても良いんだけど、何かしら興味を持ってもらえると嬉しいな、と思いますし、もちろん日本でも多くの方に実際に見て頂く機会があればな、と常時思っております。
いつもながら、プラチナ・パラジウムプリントの制作には田村写真さんに全面的にご協力をいただいております。
ワークショップ等も月に1〜2回開催されますので、ご興味を持たれた方はぜひコンタクトしてみてください。

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