宮城県 女川町 2011/12
宮城県 女川町 2011/12
宮城県 女川町 2011/12
宮城県 女川町 2011/11
宮城県 南三陸町 2011/12
宮城県 女川町 2011/12
福島県 いわき市 久之浜 2012/5
宮城県 石巻市 2011/12
福島県 三春町 2012/4
岩手県 宮古市 2012/8
宮城県 仙台市 2012/1
宮城県 仙台市 2011/12
宮城県 女川町 2011/12
福島県 本宮市 塩ノ崎大桜 2012/4
福島県 いわき市 久之浜 2012/4
宮城県 仙台 光のページェント 2011/12
東日本大震災から半年後の2011年11月、私は宮城県気仙沼市の災害ボランティアに参加した。
そこでは、海面から11mの高さの鉄道の高架が津波で崩壊しており、その破壊的現場の写真を恐る恐る撮影した。
その1枚から、私の「再びの光」探しは始まった。
信じ難い破戒の爪痕。荒野となった地に未だ数多く残る、かつてそこで暮らした人々の息遣い。
跡形もなく途切れたまま放置され、再び繋がる事はないであろう列車の軌道。
未だ、時間が止まったままの場所は数多い。
しかしながら、何度か東北に通ううちに、新たな胎動もまた感じた。
亡き人との夢を実現し、津波に耐えた生家でカフェを始める。波に浚われた両親の遺志を継ぎ、故郷に宿を開く。
心に傷を負った子供たちに、学びと交流の場を提供する。そして子供たちは不安を覗かせながらも自分の夢に向かう。
そんな、再び灯り始めた光を見つめてみたい。そして今一度、私達が真に為すべきことは何なのか、真摯に考えたい。